イベントのおしらせ

『本をめくると音楽が聴こえてきた』

vol.6 haruka nakamura×西森千明×西淑
「人はかつて樹だった」(長田弘)

本をめくると音が鳴り、小さな風が生まれる。行間にこめられた感情や匂い、音楽や色彩が、運ばれてくる。
本をめくる行為はまるで、楽譜をみながら演奏しているよう。
テーマに選んだ本を、音楽と映像のセッションで表現する『本をめくると音楽が聴こえてきた』。
vol.6は、長田弘さんの『人はかつて樹だった』(みすず書房)を、haruka nakamura&西森千明の音楽と、西淑さんのライブペインティングで、お届けします。
翌日の11/4には、vol.7 ロラン・バルト『明るい部屋』を、青木隼人さんの音楽と狩野岳朗さんのライブペインティングでセッションします。そちらも併せてぜひ。
 
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Vol.6 長田弘著「人はかつて樹だった」(みすず書房)
2014年11月3日(月・祝)
開場:18時30分 開演:19時
出演:haruka nakamura&西森千明(音楽)、西淑(ライブペインティング)
料金:3000円
会場:恵文社一乗寺店コテージ(京都市左京区一乗寺払殿町10 )
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「世界の最初の一日」の一部/『人はかつて樹だった』収録
“人ひとりいない風景は、
息をのむようにうつくしい。
どうして、わたしたちは
騒々しくしか生きられないか?
世界のうつくしさは、
たぶん悲哀でできている。”
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季節と共に、気候と共に、風景と共に、街と共に、時と共にそこにある一本の樹。
しんとして、その樹から伝わってくる、根源的な感覚。
haruka nakamuraと西森千明と西淑の手元から生まれてくる音楽や絵が、
人はかつて樹だったという記憶を、思いださせてくれると思います。
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ご予約:ignition.gallery@gmail.com
件名を「本をめくると音楽が聴こえてきた・vol.6 or vol.6&vol.7 」とし、
お名前(ふりがな)・ご連絡先・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
また、恵文社一乗寺店の店頭でも承ります。
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haruka nakamura
これまでに「grace」「twilight」「MELODICA」の3部作、コラボレーションアルバム「afterglow」 「12&1song」などを発表。
様々なコンピレーションアルバムへの参加やRemix作品などを手掛けH.P.FRANCEなどのwebsiteにお ける音楽、evam eva、support surface、mameなどブランドとのコラボレーションを行う。2012年より、AOKI,hayatoとのDUOを結成し演奏の旅を続けている。
http://www.harukanakamura.com/
西森千明
2004年に1st アルバム『fragments』、2007年にミニ・アルバム『仄灯』をリリース。2014年3月16日に2ndフル・アルバム『かけがえのない』を発 売。WATER WATER CAMEL 田辺玄を録音・ミックス・マスタリングにむかえた。これまでに、渚十吾の作品にコーラスで参加、ライヴでは、トウヤマタケオ、haruka nakamuraなどとの共演を重ねる。
http://www.chiaki-nishimori.info
西淑
福岡生まれ京都在住。作家、イラストレーター。書籍の装丁、広告、雑誌などのイラストレーションを手がける。年に数回個展で新しい作品を発表しています。ポストカードや、ラッピングペーパーなど、紙雑貨の制作のほか、最近では立体作品も手がける。
http://nishishuku.net
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vol.7 ロラン・バルト『明るい部屋』青木隼人×狩野岳朗
との共通チケットをご用意致します。
vol.6の料金は3000円。vol.7の料金は2800円。2日間共通チケットは5000円になります。お得なのでよろしければぜひ。
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イラスト:西淑
企画:熊谷充紘(ignition gallery)